オープニング・イベント

2019年3月4日(月) セシオン杉並展示室

14時  オープニングセレモニー

14時半 丸木美術館学芸員 岡村幸宣さんによる《 原爆の図 》解説

◇岡村幸宣(おかむら・ゆきのり)さんプロフィール
東京造形大学造形学部比較造形専攻卒業、同研究科修了。2001年より原爆の図丸木美術館に学芸員として勤務し、丸木位里・丸木俊夫妻を中心にした社会と芸術表現の関わりについての研究、展覧会の企画などを行っている。著書に『非核芸術案内』(岩波書店、2013年)、『《原爆の図》全国巡回―占領下、100万人が観た!』(新宿書房、2015年)、『《原爆の図》のある美術館』(岩波書店、2017年)。 主な共著に『「はだしのゲン」を読む』(河出書房新社、2014年)、『3.11を心に刻んで 2014』(岩波書店、2014年)、『山本作兵衛と炭鉱の記録』(平凡社、2014年)、『〈原爆〉を読む文化事典』(青弓社、2017年)など。

※15時より予定していました「ナインズ」による合唱は、都合により、3月9日18時ホール( 特別講演前)に変更となりました。

被爆証言

3月5日(火) 14時
被爆証言① 原田英俊さん(長崎被爆)

3月6日(水) 11時
被爆証言② 吉田一人さん(長崎被爆)

3月6日(水) 17時15分
被爆証言③ 吉田みちおさん(被爆二世)

3月7日(木) 14時
被爆証言④ 立野季子さん(長崎被爆)
*立野さんのご都合のため、山中武子さん(広島被爆)が証言されます。

3月8日(金) 11時
被爆証言⑤ 松本浩一さん (被爆三世)

3月8日(金) 17時
被爆証言⑥ 塚本美知子さん(広島被爆)

CAMPFIRE《杉並から始まった原水爆禁止署名運動の人々の思いを今に伝える展覧会を開催します!》

「原爆の図第10部《署名》を見よう」開催に向けて、クラウドファンディングを始めました。
ご協力のほど、よろしくお願い致します。

丸木美術館のオリジナルグッズやポスターにも使っている実行委員会制作の木版画などをご支援のリターン品にご用意しています。

CAMPFIREのプロジェクトページはこちら☞ https://camp-fire.jp/projects/view/114522

お話し

原水爆禁止署名運動

3月5日(火) 15時30分
藤井真人さん「署名運動の思い出」(30分)

3月6日(水) 14時 / 3月7日(木) 17時
竹内ひで子さんのお話し(署名運動を始めた魚屋さんの娘)(30分)

3月7日(木) 15時30分
原水爆禁止東京協議会代表理事、同元事務局長 石村和弘さん 「核兵器廃絶に向かう国際情勢と「ヒバクシャ国際署名」の取り組み」(30分)

杉並の平和運動

3月6日(水) 15時30分
高木堆芳(タカシ)さんが映像を映しながら、杉並の平和運動についてお話します。(40分)

ヒロシマ講座

3月7日(木) 17時30分 / 9日(土) 11時30分
杉並区民の楢原(ならはら)と申します。私は、東京の百貨店で働くかたわら、月1回広島へ行き、原爆資料館のボランティアガイドと被爆体験伝承講話をしています。10年通い続けています。この経験を活かして、展示会期間中に、ヒロシマ講座を行います(3月7日17時30分〜、9日11時30分〜、どちらも無料)。30分程度ですが、子どもさんでもわかるようにお話したいと思います。展示会は高校生までは無料です。この時間にお越しいただき、親子で学んでみませんか?(30分)

ビデオ上映

泉南中学校放送演劇部

3月5日(火) 15時30分 / 3月8日(金) 14時
オリジナル作品、放送演劇「杉並から世界へ」の放送と当時の顧問、加藤雅子先生による解説を行います。(30分)

被爆証言DVD

3月9日(土) 11時
「杉並区平和都市宣言30周年 戦争体験者・被爆体験者の証言記録映像」
①吉田一人さん、山中武子さん(松ノ木中学校 ゲストティーチャー)
平成31年3月 杉並区 区民生活管理課 制作
原爆の記憶を残すために、杉並交友会と杉並区が協力して、被爆証言をDVDにしています。その第一弾が今年完成し、今回、一般の方へ初公開いたします。

紙芝居DVD「被爆者からの伝言」上映

3月5日(火)、6日(水)、8日(金) 各日16時30分
~原爆の実相を語り継ぐ~
原子爆弾の解説・投下前後の状況・投下後の写真・戦後の水爆実験の解説とその後の被害・核兵器禁止に関する活動の紹介の紙芝居をDVDにしたものを上映します。

※その他、関連する映像を随時上映します。

東京新聞記事《核廃絶運動の絵、ゆかりの杉並へ 原水爆禁止署名描いた「原爆の図」3月初展示》

本日、1月11日の東京新聞の夕刊に、12月9日の講演会で原水禁署名運動の証言をしていただいた竹内ひで子さんのインタビューと共に、3月に行うイベントの紹介が掲載されました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019011102000285.html

以下、引用です。

 画家の故丸木位里(いり)・俊(とし)夫妻が原爆の惨状を描いた連作絵画「原爆の図」のうち、原水爆禁止署名運動を取り上げた「署名」が今年三月、運動発祥の地・東京都杉並区で初めて展示される。「安全で安心して食べられる魚を売りたい」との思いで運動の先頭に立った鮮魚店夫妻の娘が企画に関わっている。主催者らは「普通の人たちが杉並から声を上げ、国を動かしたことを思い出す機会にしたい」と願う。 (渡辺聖子)
 一九五四年三月、静岡県焼津市の漁船「第五福竜丸」が米国のビキニ水爆実験で被ばくした。事故が新聞報道で明らかになると、魚の汚染に危機感を覚えた都内の鮮魚店の店主らが、原水爆実験の即時中止を求める署名運動を始めた。四月二日には業者の代表五百三十人が、築地市場で大会を開いた。
 署名運動を提案したのが、杉並区和田で「魚健」を営んでいた故菅原健一さん、トミ子さん夫妻だった。二人とも独身時代の勤め先で組合活動の経験を持ち、生活に困った人の相談によく乗っていたという。菅原さんの六女、竹内ひで子さん(76)=同区=は「商売そっちのけで子どもに店を任せ、署名運動にまい進していた」と振り返る。
写真
 原水爆禁止運動は全国の主婦たちの間に広がり、三千万を超える署名が集まった。五五年の第一回原水爆禁止世界大会の開催に結実し、世界中に核廃絶の流れをつくった。竹内さんは「声を上げるべき時は上げるのだということが、日本中の人の心を揺さぶり、共感を得て、大きな運動になった」と受け止める。
 丸木夫妻は、署名運動を「原爆の図」の第十部「署名」(五五年、縦一・八メートル、横七・二メートル)に表現した。子どもを背負って署名する母親らが描かれている。俊は「民衆の声なき声が声となり、このように平和を求めるたくさんの署名が集まったのは、はじめてのことでした」との言葉を残している。
 核兵器廃絶の願いは、八八年の区平和都市宣言にも「核兵器のなくなることを願い、平和都市を宣言する」とうたわれた。宣言から三十年の昨年、区民有志が「目に見える形で運動を振り返りたい」と「署名」の展示を企画。区民の会が発足し、竹内さんも参加。展示が実現することになった。
 原爆投下の惨状が主な題材の「原爆の図」シリーズの中で、「署名」に「明るさを感じる」と竹内さん。展示によって署名運動発祥の地をアピールできることを喜びながら「描かれた人たちの思いと今がどう結び付くのか、感じることが大切なのだろう」と話す。
 区民の会共同代表の一人で武蔵大教授の永田浩三さん(64)は「世の中を動かす希望を描いた絵。杉並から普通の人が声を上げたことを思い出してほしい」と呼び掛ける。
 展示は三月四~九日、杉並区梅里一のセシオン杉並で。第九部「焼津」も並ぶ。一回券三百円、何回でも入場できる通し券五百円。九日午後六時半からは「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)国際運営委員の川崎哲(あきら)さんの講演会もある。問い合わせは、事務局=電070(6977)2247=へ。
<原爆の図> 水墨画家の丸木位里(1901~95年)、洋画家の俊(1912~2000年)夫妻が、1950年から30年余の間に共同制作したびょうぶ絵。原爆投下直後の広島に入った夫妻が、被爆の惨状を中心に描き続けた。第1部「幽霊」から第15部「長崎」まであり、第1~14部は原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)、第15部は長崎原爆資料館(長崎市)で、それぞれ常設展示している。

12月13日(木)第4回実行委員会へのお誘い

12月9日に行われた、原爆の図第10部『署名』を展示する杉並区民の会講演会《第五福竜丸は航海中~署名や手紙・願いを読む~》は盛況のうちに終了いたしました。ご参加・ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

第4回実行委員会は3月の本番に向け、さらに具体的な話し合いを行います。
第五福竜丸展示館や杉並社会福祉協議会に保存されている資料やパネルの中から展示物を選んだり、原爆の図の貸出/運送料などの経費を賄うクラウドファンディングの開始、イベントの宣伝や展示の計画などを話し合います。平和ゆえの幸せを永遠に希求し、核兵器のなくなることを願う個人、団体の皆様のふるってのご参加をお待ちしております。

日 時:2018年11月12日(月)18:30〜20:30
場 所:高円寺障害者交流館 1階集会室
(JR高円寺駅南口から徒歩8分。高円寺駅と青梅街道を結ぶバス通りを500メートル直進して右側)
〒166-0003 杉並区高円寺南2丁目24番18号
http://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/shogai/kaikan/1006932.html
お問合せ:070-6977-2247 (斎藤正明)
Eメール:suginami.peace@gmail.com

2018年度は、杉並区平和都市宣言30周年の記念すべき年です。また杉並は、世界に誇るべき原水禁運動の発祥の地です。

1954年、第五福竜丸の被爆と放射能汚染マグロに直面し、杉並の魚屋さんの呼びかけで始まった原水爆禁止の署名運動は全国に広がりました。その署名に参加した人々の決意と願いを丸木位里・俊は原爆の図第10部『署名』に描きました。この作品は日本をはじめ世界各地で巡回されましたが、これまで杉並区内では展示されたことがありません。

平和都市宣言30周年の記念事業として杉並区との共催で、原爆の図第10部『署名』のオリジナル作品(1955年 屏風四曲一双 縦1.8m×横7.2m)、原水禁署名運動や杉並の平和活動に関する作品・資料などを、2019年3月4日~9日にセシオン杉並展示室で展示することが決まりました。3月9日(土)に行われるセシオン杉並ホールでのイベントは、ICAN/ピースボートの川崎哲さんの講演を行う予定となりました。

杉並から日本全国、そして世界に広がった原水爆禁止運動は、今、核兵器禁止条約制定・ノーベル平和賞受賞として実を結んでいます。原爆の図第10部『署名』の展示とともに、当時の署名運動に立ち上がった杉並区民に学ぶイベントをみなさまと一緒に作り、「核兵器のなくなる(杉並区平和都市宣言)」日が一日も早く実現するよう、広く実行委員会への参加を呼びかけます。

11/13(火)~12/15(土)東京YWCA写真展 第五福竜丸と世界の核被害

1954年アメリカは、ビキニ環礁で水素爆弾実験を行った。その時に発生した多量の放射性降下物(いわゆる死の灰)をあびた、日本の漁船、第五福竜丸の乗り組み員と船体は被ばくした。現在も核実験が繰り返され、苦難を強いられているヒバクシャが世界に存在している。世界の核被害と向き合うことの大切さを写真をとおして学ぶ機会を持ちます。

開催日時:2018年11月13日(火)~12月15日(土)
10:00~20:30(月曜日~金曜日)、10:00~17:30(土曜日)
日曜日、祝日はお休み

開催場所:東京YWCA会館1階ロビー

写真展の内容:
「第五福竜丸とビキニ事件」パネル、
「世界の核被害」豊崎博光(フォト・ジャーナリスト)さん撮影写真
「核兵器禁止条約に関する解説」パネル展示

*会期中、火曜日・木曜日・金曜日にガイドボランティアの解説が13:00~16:00まであります。
*12/15(土)講演会「世界の核被害」14:00~16:00
詳細はチラシを参照⇒2018第五福竜丸チラシ.pdf
第五福竜丸展示館⇒http://d5f.org

主催:公益財団法人東京YWCA 平和と正義委員会
〒101-0062 千代田区神田駿河台1-8-11  公益財団法人東京YWCA
TEL 03-3293-5456  FAX 03-3293-5570
E-mail peace-maker@tokyo.ywca.or.jp
http://www.tokyo.ywca.or.jp

引用元ページ: http://www.tokyo.ywca.or.jp/peace/nonviolence/news/2018/10/000804.html

11月12日(月)第3回実行委員会へのお誘い

11月12日(月)第3回実行委員会へのお誘い

第3回実行委員会は3月の本番に向けた具体的な話し合いを行います。
第五福竜丸展示館や杉並社会福祉協議会に保存されている資料やパネルの中から展示物を選んだり、原爆の図の貸出/運送料などの経費を賄うクラウドファンディングの開始、イベントの宣伝や展示の計画など、今後は実作業に入っていきます。平和ゆえの幸せを永遠に希求し、核兵器のなくなることを願う個人、団体の皆様のふるってのご参加をお待ちしております。

日 時:2018年11月12日(月)18:30〜20:30
場 所:高円寺障害者交流館 1階集会室
(JR高円寺駅南口から徒歩8分。高円寺駅と青梅街道を結ぶバス通りを500メートル直進して右側)
〒166-0003 杉並区高円寺南2丁目24番18号
http://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/shogai/kaikan/1006932.html
お問合せ:070-6977-2247 (斎藤正明)
Eメール:suginami.peace@gmail.com

2018年度は、杉並区平和都市宣言30周年の記念すべき年です。また杉並は、世界に誇るべき原水禁運動の発祥の地です。

1954年、第五福竜丸の被爆と放射能汚染マグロに直面し、杉並の魚屋さんの呼びかけで始まった原水爆禁止の署名運動は全国に広がりました。その署名に参加した人々の決意と願いを丸木位里・俊は原爆の図第10部『署名』に描きました。この作品は日本をはじめ世界各地で巡回されましたが、これまで杉並区内では展示されたことがありません。

平和都市宣言30周年の記念事業として杉並区との共催で、原爆の図第10部『署名』のオリジナル作品(1955年 屏風四曲一双 縦1.8m×横7.2m)、原水禁署名運動や杉並の平和活動に関する作品・資料などを、2019年3月4日~9日にセシオン杉並展示室で展示することが決まりました。3月9日(土)に行われるセシオン杉並ホールでのイベントは、ICAN/ピースボートの川崎哲さんの講演を行う予定となりました。

杉並から日本全国、そして世界に広がった原水爆禁止運動は、今、核兵器禁止条約制定・ノーベル平和賞受賞として実を結んでいます。原爆の図第10部『署名』の展示とともに、当時の署名運動に立ち上がった杉並区民に学ぶイベントをみなさまと一緒に作り、「核兵器のなくなる(杉並区平和都市宣言)」日が一日も早く実現するよう、広く実行委員会への参加を呼びかけます。

10月11日(木)第2回実行委員会へのお誘い

2018年度は、杉並区平和都市宣言30周年の記念すべき年です。また杉並は、世界に誇るべき原水禁運動の発祥の地です。

1954年、第五福竜丸の被爆と放射能汚染マグロに直面し、杉並の魚屋さんの呼びかけで始まった原水爆禁止の署名運動は全国に広がりました。その署名に参加した人々の決意と願いを丸木位里・俊は原爆の図第10部『署名』に描きました。この作品は日本をはじめ世界各地で巡回されましたが、これまで杉並区内では展示されたことがありません。

平和都市宣言30周年の記念事業として杉並区との共催で、原爆の図第10部『署名』のオリジナル作品(1955年 屏風四曲一双 縦1.8m×横7.2m)、原水禁署名運動や杉並の平和活動に関する作品・資料などを、2019年3月4日~9日にセシオン杉並展示室で展示することが決まりました。3月9日にはセシオン杉並ホールでのイベントも計画しています。

杉並から日本全国、そして世界に広がった原水爆禁止運動は、今、核兵器禁止条約制定・ノーベル平和賞受賞として実を結んでいます。原爆の図第10部『署名』の展示とともに、当時の署名運動に立ち上がった杉並区民に学ぶイベントをみなさまと一緒に作り、「核兵器のなくなる(杉並区平和都市宣言)」日が一日も早く実現するよう、広く実行委員会への参加を呼びかけます。

第2回実行委員会から、いよいよ3月本番に向けた取り組みを開始します。また、本番企画の骨子を決める重要な会議になります。平和ゆえの幸せを永遠に希求し、核兵器のなくなることを願う個人、団体の皆様のふるってのご参加をお待ちしております。


日 時: 2018年10月11日(木) 18:30〜20:30
場 所:高円寺障害者交流館 地下会議室
(JR高円寺駅南口から徒歩8分。高円寺駅と青梅街道を結ぶバス通りを500メートル直進して右側)
〒166-0003 杉並区高円寺南2丁目24番18号
http://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/shogai/kaikan/1006932.html

お問合せ: TEL 070-6977-2247 (斎藤正明)
杉並区高円寺北3-12-1(さいとう電気サービス)
Eメール suginami.peace@gmail.com