平和を願う無料映画会《夕凪の街 桜の国》

3月9日(土)「原爆の図第10部《署名》を見よう」の最終日、川崎 哲さんの講演会の前、13時半(開場13時)から、賛同団体の杉並女性団体連絡会主催の映画上映会が行われます。2016年に公開され話題となったアニメ映画「この世界の片隅に」の原作者こうの史代さんが、広島を題材にはじめて描いた漫画を、佐々部清監督が実写映画化した《夕凪の街 桜の国》(2007年公開)。佐々部清監督のアフタートークもあります。18時半(開場18時)からの川崎 哲さんの講演会とあわせて、ぜひご覧ください。

3 月 9 日 (土) 午後1時開場 1時半上映   
セシオン杉並ホール 杉並区梅里1-22-32
申込み方法 はがき・メールのいずれかに住所・氏名を記入して申込みください
無料チケットが送られます(先着560 名様)託児あり、要予約
申込み先 はがき 〒166-0002 杉並区 高円寺北 2ー24ー5
杉並女性団体連絡会映画係 問合せ TEL:03ー3310ー045 1
メール mzh@jcom.home.ne.jp
主催:杉並女性団体連絡会 共催:杉並区

杉並区郷土博物館訪問

1月13日(日)に大宮にある杉並区郷土博物館を訪問して、杉並の水爆禁止署名運動関係の展示物の貸出について、お願いに行きました。

杉並の歴史を俯瞰的に知ることのできる常設展示室には、当時の署名簿やポスターなど厳選された現物や、分かりやすくまとめられたパネルが、配置されています。

どの資料をお借りするか、まだ決まっていませんが、原爆の図や第五福竜丸展示館の資料とともに展示することで、原水爆禁止運動についてより深く学べるものにしていきます。

□杉並区郷土博物館 http://www.city.suginami.tokyo.jp/histmus/

東京新聞記事《核廃絶運動の絵、ゆかりの杉並へ 原水爆禁止署名描いた「原爆の図」3月初展示》

本日、1月11日の東京新聞の夕刊に、12月9日の講演会で原水禁署名運動の証言をしていただいた竹内ひで子さんのインタビューと共に、3月に行うイベントの紹介が掲載されました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019011102000285.html

以下、引用です。

 画家の故丸木位里(いり)・俊(とし)夫妻が原爆の惨状を描いた連作絵画「原爆の図」のうち、原水爆禁止署名運動を取り上げた「署名」が今年三月、運動発祥の地・東京都杉並区で初めて展示される。「安全で安心して食べられる魚を売りたい」との思いで運動の先頭に立った鮮魚店夫妻の娘が企画に関わっている。主催者らは「普通の人たちが杉並から声を上げ、国を動かしたことを思い出す機会にしたい」と願う。 (渡辺聖子)
 一九五四年三月、静岡県焼津市の漁船「第五福竜丸」が米国のビキニ水爆実験で被ばくした。事故が新聞報道で明らかになると、魚の汚染に危機感を覚えた都内の鮮魚店の店主らが、原水爆実験の即時中止を求める署名運動を始めた。四月二日には業者の代表五百三十人が、築地市場で大会を開いた。
 署名運動を提案したのが、杉並区和田で「魚健」を営んでいた故菅原健一さん、トミ子さん夫妻だった。二人とも独身時代の勤め先で組合活動の経験を持ち、生活に困った人の相談によく乗っていたという。菅原さんの六女、竹内ひで子さん(76)=同区=は「商売そっちのけで子どもに店を任せ、署名運動にまい進していた」と振り返る。
写真
 原水爆禁止運動は全国の主婦たちの間に広がり、三千万を超える署名が集まった。五五年の第一回原水爆禁止世界大会の開催に結実し、世界中に核廃絶の流れをつくった。竹内さんは「声を上げるべき時は上げるのだということが、日本中の人の心を揺さぶり、共感を得て、大きな運動になった」と受け止める。
 丸木夫妻は、署名運動を「原爆の図」の第十部「署名」(五五年、縦一・八メートル、横七・二メートル)に表現した。子どもを背負って署名する母親らが描かれている。俊は「民衆の声なき声が声となり、このように平和を求めるたくさんの署名が集まったのは、はじめてのことでした」との言葉を残している。
 核兵器廃絶の願いは、八八年の区平和都市宣言にも「核兵器のなくなることを願い、平和都市を宣言する」とうたわれた。宣言から三十年の昨年、区民有志が「目に見える形で運動を振り返りたい」と「署名」の展示を企画。区民の会が発足し、竹内さんも参加。展示が実現することになった。
 原爆投下の惨状が主な題材の「原爆の図」シリーズの中で、「署名」に「明るさを感じる」と竹内さん。展示によって署名運動発祥の地をアピールできることを喜びながら「描かれた人たちの思いと今がどう結び付くのか、感じることが大切なのだろう」と話す。
 区民の会共同代表の一人で武蔵大教授の永田浩三さん(64)は「世の中を動かす希望を描いた絵。杉並から普通の人が声を上げたことを思い出してほしい」と呼び掛ける。
 展示は三月四~九日、杉並区梅里一のセシオン杉並で。第九部「焼津」も並ぶ。一回券三百円、何回でも入場できる通し券五百円。九日午後六時半からは「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)国際運営委員の川崎哲(あきら)さんの講演会もある。問い合わせは、事務局=電070(6977)2247=へ。
<原爆の図> 水墨画家の丸木位里(1901~95年)、洋画家の俊(1912~2000年)夫妻が、1950年から30年余の間に共同制作したびょうぶ絵。原爆投下直後の広島に入った夫妻が、被爆の惨状を中心に描き続けた。第1部「幽霊」から第15部「長崎」まであり、第1~14部は原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)、第15部は長崎原爆資料館(長崎市)で、それぞれ常設展示している。

特別講演《原水禁署名運動から核兵器禁止条約へ》

講 演:川崎 哲さん (ICAN 核兵器廃絶国際キャンペーン 国際運営委員)
日 時:2019年3月9日(土) 18:30~20:00 開場:18:00
会 場:セシオン杉並ホール
入場料:当日700円/前売500円 (※高校生以下は無料ですが、氏名、住所、電話番号、年齢を明記の上、3月5日までにEmail suginami.peace@gmail.com または FAX. 03-6762-3515で申し込んでください。保護者同伴の場合も必ずご予約下さい。)

※一般の方でチケットご希望の方は、氏名、住所、電話番号、年齢、希望枚数を明記の上、3月5日までにEmail suginami.peace@gmail.com または FAX 03-6762-3515でお申し込みの上、下記振替口座に枚数分振り込んでください。入場者数が限られているために、事前のお振込みをお願いしております。当日受付での引き換えとなります。
[加入者名]原爆の図第10部「署名」を展示する会
[振替口座番号]00190-7-767933

※学生予約/チケットはサイトからも申し込み出来ます。
https://peace-suginami.org/application/

※当日券は空席がある場合のみ17時から先着順で販売します。


講演者プロフィール

川崎哲(かわさき・あきら)

川崎 哲さん

ピースボート共同代表。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員。2008年から広島・長崎の被爆者と世界を回る「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」プロジェクトを実施。2009~10年、日豪両政府主導の「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」でNGOアドバイザーをつとめた。2014年5月、「集団的自衛権問題研究会」をたちあげ、同代表。著書『核拡散』(岩波新書)で日本平和学会第1回平和研究奨励賞を受賞。雑誌『世界』(岩波書店)をはじめ国内外のメディアに寄稿多数。核兵器廃絶のためのNGOネットワーク「アボリション2000」の活動に1998年より参加、2016年まで調整委員をつとめた。
恵泉女学園大学非常勤講師(2007年度~「軍縮と核」「グローバルガバナンス論」)。東京外国語大学の非常勤講師として「コンフリクト耐性をそなえた国際職業人教育」事業に参画(2014年度~)。2017年度は以下の大学で非常勤講師:
早稲田大学・文学学術院(アジアにおける人間の安全保障:前期)
日本平和学会会員、第22期理事(2016~2017年)。日本軍縮学会会員・編集委員(2011年~)。原子力市民委員会、第2部会(核廃棄物部会)メンバー。

<経歴>
1968年東京生まれ。
1993年東京大学法学部卒業。障害者介助の傍ら、市民グループで平和活動や外国人労働者・ホームレスの人権活動に従事。
1998~2002年、NPO法人「ピースデポ」スタッフ(00~02年、事務局長)。
2002~2003年、イラク戦争を止めるためのメールマガジン「週刊イラQ」発行。
2003年、ピースボートのスタッフとなり現在に至る。
2004年~、「武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ(GPPAC)」東北アジア地域事務局の運営に携わる。
2005年~、「国連改革に関するNGO連絡会」共同代表として、外務省とNGOの共催による「国連改革に関するパブリックフォーラム」を運営(軍縮部門を担当)。
2006年~、東アジア平和フォーラム(岩波書店、庭野平和財団など後援)に実行委員として関わる。
2008年5月の「9条世界会議」では日本実行委員会事務局長。
同年7月の「北海道洞爺湖サミット」にあたっては、2008年G8サミットNGOフォーラムの人権・平和ユニット・リーダー。
2009~2010年、日豪両政府主導の「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会」で共同議長に対するNGOアドバイザー。
2012年1月の「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」で実行委員長代理

<著編書>
■著書
『核兵器を禁止する』岩波ブックレット 2014
『核拡散 軍縮の風は起こせるか』岩波新書 2003

■編著書
「脱原発世界会議」実行委員会編『原発のない世界のつくりかた』合同出版2012
「9条世界会議」日本実行委員会編『9条世界会議の記録』大月書店 2008
共著『イマジン9 想像してごらん、戦争のない世界を。』合同出版 2007
グローバル9条キャンペーン『5大陸20人が語り尽くす憲法9条』かもがわ出版 2007
共編『戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法』合同出版 2003

■共著書
川島正樹編(共著)『記憶の共有をめざして 第二次世界大戦終結70周年を迎えて』行路社 2015
堀芳枝編著(共著)『学生のためのピース・ノート2』コモンズ 2015
メッセージアンドフォトブックノーニュークスヒロシマナガサキフクシマ編(共著)『No Nukes ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ』講談社 2015
秋山信将編著(共著)『NPT 核のグローバル・ガバナンス』岩波書店 2015
池田香代子編著(共著)『この思いを聞いてほしい! 10代のメッセージ』岩波ジュニア新書 2014
前田哲男・飯島滋明編(共著)『Q&Aで読む日本軍事入門』吉川弘文館 2014
岩波書店編集部編(共著)『これからどうする 未来のつくり方』岩波書店 2013
嘉指信雄・森瀧春子・豊田直巳共編(共著)『終わらないイラク戦争 フクシマから問い直す』
勉誠出版 2013
君島東彦編(共著)『平和学を学ぶ人のために』世界思想社 2009
徐勝監修(共著)『北朝鮮が核を放棄する日』晃洋書房 2008
功刀達朗・野村彰男編(共著)『社会的責任の時代』東信堂 2008
功刀達朗・内田孟男編(共著)『国連と地球市民社会の新しい地平』 東信堂2006
マイケル・シーゲル、ジョセフ・カミレーリ編(共著)『多国間主義と同盟の狭間 岐路に立つ日本オーストラリア』国際書院 2006

<訳書(共訳)>
大量破壊兵器委員会(西原正監訳)『大量破壊兵器 廃絶のための60の提言』岩波書店 2007
ポール・ロジャーズ(岡本三夫監訳)『暴走するアメリカの世紀』法律文化社 2003

<分担執筆>
広島市立大学広島平和研究所編『平和と安全保障を考える事典』法律文化社 2016
日本軍縮学会編『軍縮辞典』信山社 2015

<過去の経歴>
立教大学兼任講師(2014~2015年度)
2016年度に講義をした大学:早稲田大学、創価大学、南山大学、長崎大学
2015年度に講義をした大学:立命館大学、創価大学、南山大学、長崎大学
日本平和学会・第21期企画委員(2014~2015年)

タイムテーブル

各日、展示室にて、被爆証言、ビデオ上映などのイベントを行います。

3月4日 14時 オープニングセレモニー
14時半 丸木美術館学芸員 岡村幸宣さんによる 原爆の図解説
3月5日 10時半 実行委員による鑑賞ガイド
15時 実行委員による鑑賞ガイド
3月6日 10時半 実行委員による鑑賞ガイド
15時 実行委員による鑑賞ガイド
3月7日 10時半 実行委員による鑑賞ガイド
15時 実行委員による鑑賞ガイド
3月8日 10時半 実行委員による鑑賞ガイド
15時 実行委員による鑑賞ガイド
3月9日 10時半 実行委員による鑑賞ガイド
15時 実行委員による鑑賞ガイド