11月12日(月)第3回実行委員会へのお誘い

11月12日(月)第3回実行委員会へのお誘い

第3回実行委員会は3月の本番に向けた具体的な話し合いを行います。
第五福竜丸展示館や杉並社会福祉協議会に保存されている資料やパネルの中から展示物を選んだり、原爆の図の貸出/運送料などの経費を賄うクラウドファンディングの開始、イベントの宣伝や展示の計画など、今後は実作業に入っていきます。平和ゆえの幸せを永遠に希求し、核兵器のなくなることを願う個人、団体の皆様のふるってのご参加をお待ちしております。

日 時:2018年11月12日(月)18:30〜20:30
場 所:高円寺障害者交流館 1階集会室
(JR高円寺駅南口から徒歩8分。高円寺駅と青梅街道を結ぶバス通りを500メートル直進して右側)
〒166-0003 杉並区高円寺南2丁目24番18号
http://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/shogai/kaikan/1006932.html
お問合せ:070-6977-2247 (斎藤正明)
Eメール:suginami.peace@gmail.com

2018年度は、杉並区平和都市宣言30周年の記念すべき年です。また杉並は、世界に誇るべき原水禁運動の発祥の地です。

1954年、第五福竜丸の被爆と放射能汚染マグロに直面し、杉並の魚屋さんの呼びかけで始まった原水爆禁止の署名運動は全国に広がりました。その署名に参加した人々の決意と願いを丸木位里・俊は原爆の図第10部『署名』に描きました。この作品は日本をはじめ世界各地で巡回されましたが、これまで杉並区内では展示されたことがありません。

平和都市宣言30周年の記念事業として杉並区との共催で、原爆の図第10部『署名』のオリジナル作品(1955年 屏風四曲一双 縦1.8m×横7.2m)、原水禁署名運動や杉並の平和活動に関する作品・資料などを、2019年3月4日~9日にセシオン杉並展示室で展示することが決まりました。3月9日(土)に行われるセシオン杉並ホールでのイベントは、ICAN/ピースボートの川崎哲さんの講演を行う予定となりました。

杉並から日本全国、そして世界に広がった原水爆禁止運動は、今、核兵器禁止条約制定・ノーベル平和賞受賞として実を結んでいます。原爆の図第10部『署名』の展示とともに、当時の署名運動に立ち上がった杉並区民に学ぶイベントをみなさまと一緒に作り、「核兵器のなくなる(杉並区平和都市宣言)」日が一日も早く実現するよう、広く実行委員会への参加を呼びかけます。

10月11日(木)第2回実行委員会へのお誘い

2018年度は、杉並区平和都市宣言30周年の記念すべき年です。また杉並は、世界に誇るべき原水禁運動の発祥の地です。

1954年、第五福竜丸の被爆と放射能汚染マグロに直面し、杉並の魚屋さんの呼びかけで始まった原水爆禁止の署名運動は全国に広がりました。その署名に参加した人々の決意と願いを丸木位里・俊は原爆の図第10部『署名』に描きました。この作品は日本をはじめ世界各地で巡回されましたが、これまで杉並区内では展示されたことがありません。

平和都市宣言30周年の記念事業として杉並区との共催で、原爆の図第10部『署名』のオリジナル作品(1955年 屏風四曲一双 縦1.8m×横7.2m)、原水禁署名運動や杉並の平和活動に関する作品・資料などを、2019年3月4日~9日にセシオン杉並展示室で展示することが決まりました。3月9日にはセシオン杉並ホールでのイベントも計画しています。

杉並から日本全国、そして世界に広がった原水爆禁止運動は、今、核兵器禁止条約制定・ノーベル平和賞受賞として実を結んでいます。原爆の図第10部『署名』の展示とともに、当時の署名運動に立ち上がった杉並区民に学ぶイベントをみなさまと一緒に作り、「核兵器のなくなる(杉並区平和都市宣言)」日が一日も早く実現するよう、広く実行委員会への参加を呼びかけます。

第2回実行委員会から、いよいよ3月本番に向けた取り組みを開始します。また、本番企画の骨子を決める重要な会議になります。平和ゆえの幸せを永遠に希求し、核兵器のなくなることを願う個人、団体の皆様のふるってのご参加をお待ちしております。


日 時: 2018年10月11日(木) 18:30〜20:30
場 所:高円寺障害者交流館 地下会議室
(JR高円寺駅南口から徒歩8分。高円寺駅と青梅街道を結ぶバス通りを500メートル直進して右側)
〒166-0003 杉並区高円寺南2丁目24番18号
http://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/shogai/kaikan/1006932.html

お問合せ: TEL 070-6977-2247 (斎藤正明)
杉並区高円寺北3-12-1(さいとう電気サービス)
Eメール suginami.peace@gmail.com

ヒロシマ・ナガサキ73年をむかえ

第31回被爆者と区民の交流セミナー
ヒロシマ・ナガサキ73年をむかえ

第1部 被爆証言
広島原爆の体験とその後の世界の核開発
三宅信雄さん(広島・直島)

第2部 講演
猫のポーポキと一緒に平和を考えよう
~ヒロシマ・ナガサキから学ぶ~
講師:ロニー・アレキサンダーさん
(神戸大学大学院国際協力研究科教授)

日時:平成30年11月17日(土)13:30~16:30(13:00開場)
会場:杉並区立高円寺障害者交流館1階集会室

杉並区高円寺南2丁目24番18号 TEL: 03-5306-2627
地下鉄丸ノ内線 新高円寺駅より徒歩6分
JR 高円寺駅より徒歩8分
入場無料 ※手話通訳付き
共催:杉並光友会(杉並原爆被害者の会)・杉並区

第五福竜丸は航海中~署名や手紙・願いを読む~

原爆の図 第10部『署名』を展示する杉並区民の会 講演会

1954年3月、ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験に巻き込まれて、日本の遠洋漁船も被爆しました。なかでも焼津港所属のマグロ漁船「第五福竜丸」の被害は大きく、乗組員全員が急性放射能症で入院し、うち一名がその年に亡くなります。この事件をきっかけに、原水爆の禁止を求める署名運動が杉並から日本全国に広がりました。原爆の図を描いた丸木位里・俊は第9部『焼津』に第五福竜丸事件を、第10部『署名』で杉並の署名運動を描いています。

2019年3月に《原爆の図第10部『署名』を展示する杉並区民の会》の主催で行う《原爆の図第10部『署名』》の展示に向けて、東京・夢の島公園にある都立第五福竜丸展示館の学芸員として、この事件を研究し、語り継いでいる市田真理さんの講演と、杉並の署名運動のきっかけを作った魚屋さんのご息女で、原水爆禁止署名運動を語り継いでいる竹内ひで子さんの証言を聴く集いを開催します。

日 時:2018年12月9日[日]14:00~16:00 13:30開場
※開場から講演開始まで関連ビデオを上映します。
会 場:高円寺障害者交流館1階集会室
杉並区高円寺南2丁目24番18号 TEL: 03-5306-2627
資料代:300円 ※手話通訳付きです。
定 員:70名(先着順)
問合せ:070-6977-2247(さいとう)
Email:suginami.peace@gmail.com

【講演】市田真理さん(第五福竜丸展示館学芸員
第五福竜丸は航海中~署名や手紙・願いを読む~

第五福竜丸はいくたびかの「沈められる」危機を乗り越えてきた。それは広島・長崎・ビキニの原水爆被害、こんな事が二度とあってはならないという日本国民の世論の力だった。
第五福竜丸を、夢の島に「発見」し、こころない人の部品持ち去りや打ちこわしを見張り、台風、豪雨を衝いて徹夜での排水をつづけて水没を防ぎ、船の破損には大工が駆けつけ、深川・木場の筏師は足場の悪い埋立地を連日見回った。地元・江東に住み働く人たちの気質、下町市民の船を守った気概を今さらに思う。
運動にはいつも発端があり、多くは民衆の発意が先導する。人びとの創意にはいつも希望がある。第五福竜丸展示館の開館を「不死鳥の」帰還と言い、新しい誕生だと語った人がいた。いま、第五福竜丸展示館には「第五福竜丸は生きている」という垂れ幕が掲げられ、来館者は「第五福竜丸は航海中」との言葉を胸に刻む。核なき世界へ、いくつもの「希望」を乗せて第五福竜丸の航海はつづく。(公益財団法人 第五福竜丸平和協会 編・発行『第五福竜丸は航海中』より抜粋)

【市田真理さんプロフィール】
札幌生まれ。
編集者、塾講師などを経て、市民運動「子どもたちに世界に!被爆の記録を贈る会」に参加。
2001年より都立第五福竜丸展示館の資料整理、企画、教育普及活動を手伝い始め、並行して平和絵本を使ったワークショップや講演、執筆活動を開始。
2013年より公益財団法人第五福竜丸平和協会事務局

【証言】竹内ひで子さん(原水禁署名運動を始めた魚屋さんのご息女)
杉並の魚屋さんのひと言……水爆禁止の署名で行動を!

1954年3月1日、太平洋ビキニ環礁で米国が核兵器開発競争のための水爆実験を行った。日本の遠洋マグロ漁船、第五福竜丸ほか1000艘が被爆……放射能汚染マグロは廃棄され、日本中の食卓からサカナ(魚)が消えた。
安全で安心して食べられる魚を売りたい!……それには水爆実験の中止を……原水爆禁止署名運動をしよう!……と声をあげ行動した父、菅原健一と母、トミ子。杉並協議会発足から「原水爆禁止署名運動全国協議会」が結成され、杉並から日本の津々浦々へ、そして世界の国々へと急速に広まり、幅広い平和運動へと発展、翌年夏『原水爆禁止世界大会』が広島で開催。1956年8月、日本被団協が結成され、「ふたたび被爆者をつくるな。核戦争起こすな。核兵器なくせ!」の被爆者の訴えと世界市民の世論の声で2017年7月、『核兵器禁止条約』が国連で採択され、核兵器の禁止から廃絶への流れが世界の大勢になっています。
父母の署名活動への想いや行動、働きかけとともに当時の状況や署名運動に参加した方々についてお話しします。

【竹内ひで子さんプロフィール】
杉並区和田二丁目で魚屋(魚健)を営む菅原健一(父)、トミ子(母)の5女。原水爆禁止署名運動のきっかけを作った菅原夫妻は、以前より生活や商売などで困っている人の相談を受け、日々対応に奔走していました。ひで子さんは、両親の生き方や考え方、日々の後姿を見て、社会観や価値観、人に対する思いやり等を学び、社会で働く中で、父母が原水爆禁止運動に起ち上がったことの大切さに気づきました。現在ひで子さんは、生涯、核兵器の廃絶を願い、戦争のない平和な社会を次世代へ手渡そうと、からだの動く限り行動した両親の活動の素晴らしさと原水爆禁止運動を語りつぐ活動を行っています。