ICAN キャンペーン、ノーベル平和賞受賞とともに

昨年国連で核兵器禁止条約が採択され、主要な役割を果たした国際的 NGO・ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)にノーベル平和賞が授与さ れました。授賞式で被爆者のサーロー節子さんが「核兵器は必要悪ではなく、絶対悪。私たちは世界の終わりか核兵器の終わりかを選ばねばならな い」と、警告されました。スティーブン・リーパーさんが出会った被爆者の森瀧市郎さんは「原爆は 二度と絶対に使われてはならない。そのためには戦争、暴力、競争を止め、愛を育てる必要がある。」と確信されました。この被爆者の方々の確信と叫びは世界で唯一の被爆国であり、憲法9条を掲げる私たちの心の根底を成すものです。今こそスティーブン・リーパーさんのお話を聴き、核兵器なき世界の実現のために手を繋いで進みましょう。

日時:2018年9月29日(土)13:30~16:30
ところ:場所 聖イグナチオ教会 ヨゼフホール 千代田区麹町6-5-1 
(JR/地下鉄 四ツ谷駅 麹町口より徒歩2分)
主催: 平和を願う会&瀬田の丘ゴスペルファミリー (カトリック瀬田教会)
(お問い合わせは 主催者まで)
共催: 平和といのち・イグナチオ9条の会
協賛: カトリック正義と平和協議会  平和を実現するキリスト者ネット Peace 9の会(大世ファミリー、カルカッタの会、若草物語、 地と平和7、レオ、平和を願う会)

スティーブン・リーパー氏の 講話: (1)イエスから見た核兵器(2)I 核兵器廃絶と日本の使命 
増田太郎さんのバイオリン演奏  曲目:希望の景色他
平和を願う会 瀬田の丘ゴスペルファミリー ゴスペル

スティーブン・リーパー氏: 1947年イリノイ州生まれ。84年に来日し、広島にて被爆者の方々と出会い、核兵器廃絶運動に取り組むようになる。国連で の平和首長会議の実現に尽力。外国人として初めて広島平和文化センター理事長に就任。(2007~2013年)全米113都市で 被爆者の講演会を開催し、核の脅威を訴える。また、2020年ビジョンキャンペーンで多くの人々に核兵器廃絶のための連帯を呼びかける。現在「豊かさを問う交流の場」として広島市郊外に「平和文化村」開設。そこから「持続可能な生活」を実践する モデルを国際社会に示そうと活動中。

著書:「 アメリカ人が伝えるヒロシマ」「日本が世界を救うー核をなくす ベストシナリオ」「ヒロシマ発恒久平和論」